私は東京生まれ、東京育ちのいわゆる江戸っ子ですが、江戸切子には
それほど興味を持ったことがありませんでした。というより子供の頃、
親戚の家かどこかに江戸切子のグラスがあったのですが、ちゃんと
お手入れがされていなかったのか、ガラスが曇ってくすんでいたため
江戸切子にはあまりいい印象がありませんでした。子供の頃の体験って
恐ろしいほどずっと自分の中に残るものなのですね~(^^;)
それからウン十年経ち‥‥(笑)あるとき、黒の江戸切子があるのを
見てその美しさに感動しました。クリアな部分と黒とのコントラストが
見事に模様を引き立たせて光り輝いていました。
江戸切子の中でも、黒いガラスは光を通さないので、熟練した職人さん
でないと正確な模様を削り出すことができないんだそうです。
江戸切子のグラスはなかなか普段使いにはできないお値段ですが、
特別な時に使うほか、飾り物としても十分に存在感があり、とても
素敵なインテリアになります。ガラスのショーケースなどに入れて飾り
間接照明で照らしたりしたらキラキラして本当にきれいです(人゚∀゚*)♡
いろいろな模様のグラスを集めて飾りたくなります。正確には模様では
なくて文様というのですね♪
私が特に気に入っているのは「菱鱗重ね文様」の黒い江戸切子のタンブラー。
江戸切子/菱鱗重ね文様タンブラー 単品〈黒〉桐箱入り〈日本製〉
硝子工房 彩鳳 「菱鱗重ね文様」タンブラー
価格:税込み26250円
サイズ:直径71mm×高さ115mm(250ml)
ちょっとシャープで、昔ながらの文様ながらどこか洗練されていて
全く古さを感じさせない。それどころか、モダンな雰囲気さえします。
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